よせがに
for members

イタリアがお送りする二郎、ペペロンチーノ。
秋も深まり、冬が目の前に迫る節、皆様いかがお過ごし？
生活のためにもやれ、金が必要だといふ、非常に人民に対しての当たりが強いことはここ長年常でありますが、わたしの部屋にはガスが通っていないのです。まあ、金が無いといふより、払う気力がないといふのが実のところ。ここ数ヶ月、水浴びと銭湯通いの日々を過ごしていたところでありますが、ひょんなことから遂にあるものを導入する運びとなりましたので、上手な使い方等紹介に預かることにします。その名もペットボトルシャワー。また、プラスティックシャワーという愛称で親しまれています。
此れはペットボトルにケトルで沸かしたお湯と、少々の水を入れ、それをシャワーの代用として使うといふものでありますな。
私、此れを2Lx2の計4Lで使用してをります。そちらを例として、ここからは上手な使い方をご紹介。目をかっっっ開いて読むやうに。
まずはケトルに、800mlの水を入れ、沸かす。沸かしている間は、タバコの一本吸うなどして、待ちましょう。非喫煙者の方には読書などおすすめ。喫煙者の方もタバコ片手に本を読むのです。さて、お湯が沸いたら、その全てをペットボトルに入れ、残ったところに水を入れます。そして、それをもう一本おなじ手順で、作りましゃう。そして、お湯を使うわけですが、洗体から上がった際には、寒い可能性があるので、予め部屋の暖房をつけておきましゃう。
そして、いよいよ洗体の時間です。服を脱ぎ、頑張った体にささやかな清めを与えてあげましょう。早速ですがここでポイント。髪の毛と、顔はプラスティックシャワーを使わず、水で洗いましょう。髪の短い方であれば、洗面台を使うのが吉。先に水で髪の毛と顔を洗いましょうそれから、体です。この順番は非常に大事なので、肝に銘じておきましょう。
そして、髪と顔を洗い終わったら、ようやくここで、プラスティックシャワーの出番であります。まず、フタを開け、温度を確認してください。ここでポイントなのは、熱すぎたらもちろん水で温度調節を行いますが、耐えられるギリギリの熱さに調節してください。そうすることで、お湯が減っても、そこに水を入れれば、ちょうどいい温度になってまた使えるようになりますから。このような具合で体を洗っていきます。すると、そのうち、2本のうちの1本を使い切ることになるでしょう。そしたら、残った1本のお湯を、使い切った、空のペットボトルに半分入れてください。そして、お湯が半分入った2本のペットボトル両方に水を入れるとあら不思議、ちょうどいい温度のお湯が2L入ったペットボトルが2本できました。これでまた、心置きなくシャワーを使えますね。

いかがでしたか？僕のようにガスを払っていなくても、工事などでガスが止められてしまうことなどあるかもしれません。銭湯に行くのがもちろんベストですが、お金がなかったり、寝て起きたら銭湯がやってなかった、定休日だったなーんて時にこの、プラスティックシャワーを使ってみてください。