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1月11日。僕はドミノピザを無料で食べようとしたら売り切れていたのでその腹いせにキムチ鍋嗜んでやった。この味がいいねと君が言ったから、1月11日はキムチ記念日。 宮野万智

成人を迎えた人もそうでない人もおめでとう。成人式があるか否かというところで混乱した我々でしたがみなさんいかがお過ごし?

1月11日はクソ暇(クソ暇ではない)だったので、映画を見ようと思い、何を見ようかなーと思っていたんですけど、成人の日だったので、主人公が20歳の映画を見ようと思い、もう何度見たのかも憶えていないほどお気に入りの映画「ドリーマーズ」を久々に見て泣くほど感動したのでネタバレ無しで紹介に預かろうと思います。

あらすじ。舞台は1968年の春、五月革命直前のフランス。アメリカ人留学生のマシューはシネマテーク(cinémathèque)にて映画狂たちによって行われていたデモで左翼活動家の双子であるイザベルとテオに出会い、3人で同棲を始め、怠惰な暮らしの中で親睦を深めていくが...。みたいなとこですかね。

所謂、青春映画で主人公3人は揃いに揃って美男美女。特にテオのタバコの吸い方がほんとにかっこよくて、よせがにイケメン担当の僕としては目を見張るものがありましたね。実際に最近は、その吸い方をパクらせていただいてます。アザス。

若人たちによる革命が描かれている点、イザベルとテオのパパが詩人である点、映画という芸術文化の一つを如実に描かれている点などはいかにもフランスって感じである種、紋切り型っぽく映る部分があるなと感じますね。ただこのステレオティピカルな感じは悪い意味では働いてないのでまあそんな感じ。むしろこの映画の特徴であり、魅力であるかもしれない。僕はこれらの描写にすごく惹かれたし、芸術的ななにがしを感じた。

この映画で描かれている革命直前の揺れるフランスの描写はとてもわかりやすいと思う。イザベルとテオは毛沢東主義に傾倒していて、部屋の中にも毛沢東の像とかポスターとかある。テオとパパの口論とかは父権的な権力に対する疑念を感じるものがあるし、イザベルとテオの性に興じる感じとか、風呂でマリファナ吸うシーンとか、歴史を知らない人でも1968年のフランスがどんなだったか、当時の若者たちは何を持って革命を求めたのかみたいなところがなんとなくでもわかるくらいには鮮やかに描かれていると感じた。

実際の映画の映像とそれを真似ている主人公たちが交互に映し出される演出はパロディ、オマージュとしてもクオリティが高くて、秀逸でとてもワクワクするものがあった。エンドロールではそこで使用された映画のクレジットが出るので映画狂になりたいなら必見。

紹介になってるかわからなかったけど、こんなところで終わります。みんな見てね。若いうちに青春映画は見た方がいい。プルーストの失われた時を求めても若いうちに頑張って読破した方がいいのと同じです。まだ1巻すら読み終わってない全14巻なのにちくせう。

じゃ、また!

https://www.netflix.com/title/60031542

署名は詩、詩は署名 2021/01/13(水) 09:54
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