よせがに
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正直に言うと僕は地元愛というものに乏しい人間です。超絶田舎で特徴もあまりなく、唯一誇れるのは、ご飯が安くて美味しいところぐらいです。それ以外は終電が脅威の22時前で、それくらいの時間になると酔っぱらいとヤンキーが闊歩したり、遊ぶところが本当にないのでヤンキーがその辺をずっと闊歩していたりなどデメリットを挙げたらキリがありません。しかし、地元の友人は大好きなので歯を食いしばりながら帰省します。
そんな地元ですが、一度離れてしまうとほんの少しでも恋しくなるものだなと今回の帰省を通して思いました。この"地元を離れる"という行為には不思議な力があり、全ての思い出を美しく着飾ってくれるようなそんな力があります。だから今となっては、つまらない記憶も悲しい記憶も、いつの間にか｢そんなこともあったね笑｣のフォルダに保存されています。知らないうちに免許を取得していた友達の車に乗り町を走ると非常に強いエモーショナルな気持ちに胸がいっぱいになっちゃいました。
まぁ普通に意外と楽しい帰省になったよってだけのコラムです。まだ地元を愛しているとは胸を張って言えませんが、そこでの思い出はかなり𝑳𝒐𝒗𝒆 𝑭𝒐𝒓𝒆𝒗𝒆𝒓...という訳です。
では。