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 ついこの間、訳あって僕と仲の良いガキの1人が学童をやめてしまいました。僕はただのバイトなので情なんて湧くことはないだろうと、初めの頃は思っていました。しかしその子がいざ学童からいなくなるととても悲しく、その気持ちを消化(昇華)このコラムを書くまでに至りました。
 そのガキはコミュニケーションがとても苦手で初めの頃は正直手を焼いていました。でもやっと最近になってよく話すようになり、僕が学童に来ればトコトコと寄ってくるようにもなりました。でも帰る時は割と素っ気なく、軽くバイバイと言ってスタスタと歩いていってしまう。そんな子でした。

 その子がやめると知ったのは最後の日でした。サラッと「今日やめるよ。」なんて話を聞きました。他の支援員は先に伝えとけよ💢なにしてんだよ💢とか色々思うことはありましたが、どうしても寂しさが先行して、上の空ながらその子との最後の時間を過ごしました。実際、いつもとあまり変わりなく、その子の好きだった怖い話とかをしながら1日は流れてとうとう帰る時間になってしまいました。(もっと色んな話をすれば良かったな)なんて思いながら見送ろうとしていたら、いつもは足早に帰ってしまう彼が、今日だけはずっと手を振って名残惜しそうにしていました。自分の寂しさがそう見せていた訳では無いと断言できます。僕も沢山手を振りました。「また会おうね。」という言葉も間違いなく交わせました。色んな感情が押し寄せて涙が出そうでしたが、我慢して仕事を続けました。

 所詮僕はバイトではありますが、この仕事は子どもたち、または一人の人間の成長や変化を見届け、それらを手助けする職種でもあります。なかなかに重い仕事内容であり、その重さを強く実感した1日でした。
 そんな日を終えて今日もバイトをしていた訳ですが、驚くことに今日はその子の弟君が小学1年生に上がり、学童に入会してきました。激アツです。僕の中で、アニメ「がくどうほいく!」の第2期「がくどうほいく!!」の放送が決定しました。「けいおん!」からの「けいおん!!」みたいなノリです。
 また新しい子どもたちの成長を見届けていくドタバタ日常コメディが展開されていくのでしょう。楽しみです。
では。
学童支援員 2025/04/01(火) 21:27
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