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春は素晴らしい。

鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。


夏が待ち遠しい。

僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。


秋が待ちきれない。

茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。


冬は
「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」

ゆうき!?
え、どうして?いつの間に?

「いや、ここ多目的室だろ。TAB譜でも読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前ギターばっか弾いてるから分かんねえだろ。」

ゆうき、それは文学に対する冒涜だよ。

「好きな子でも出来たのかよ。」

そ、それは。

「まぁいいや。ほら、練習の時間だから行くぞ。」

多目的室から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。

春風に乗り紙屑は青空を舞う。

2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。

こうきの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。

冬は忘れない。
ゆうき、君が産まれた季節だ。
中西亮太 2025/05/08(木) 03:11
ゆうきめちゃ春生まれで草
名前見る前に絶対にモブって分かるのすき
2025/05/08(木) 04:06 No.1 編集 削除
メガネをかけた女子中学生
ゆうたこてぇてぇ…
2025/05/08(木) 15:08 No.2 編集 削除
肌荒れ前髪重めJC
たこゆうしか認めん
2025/05/18(日) 18:25 No.3 編集 削除
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