よせがに
for members

終わってしまった引退ライブ。失敗はもちろんしたけれども全てを出し切り悔いのないパフォーマンスはできたとは思っている。だが、まだ出し切れてないことがある。




そうMC。




引退ライブで緊張どころか「最高にハイッてやつだぁ」になってしまい、喋りたいことの半分も喋れなかった。後悔しかない。なのでここのコラムでこの後悔を供養する。最初から喋ること決めとけって話よな。ばかちん。

まず、｢よせがに｣というサークルに感謝をもう一度したい。僕はこんな居心地のいい最高の居場所を大学で見つけるとは思ってもいなかったです。一人侍で意を決して入ったよそ者に同期と先輩方が優しく迎えてくれてからこそ今の自分がいます。後輩もこんな自分を慕ってくれるとは思ってもいなかったので本当に嬉しかった。また帰ってきたら組んでない後輩とぜひ組んでみたい。それをモチベに生きていきます。正直まだそんなに喋ってない後輩がいると思います。帰ってきたらまたおしゃべりしたいと思います。変なムーブかますかもしれないけど(あ、牧野ってこんなやつだったわ)って思えばお互い気が楽です。そう思ってください。そうしましょう。

そしてよせがには自分の音楽の価値観を全て塗り替えてくれました。正直最初はELLEGARDENとかSIX LOUNGEとかCody・Leeとか……ほとんどのバンドを知りませんでした。だけどみんなのライブを見て色んなバンド、曲を知って食わず嫌いせず「知らない曲を知る」ことの楽しさを知りました。自分は音楽が好きなんだと改めて実感出来ました。個人的な意見ですけどライブするということは1種の布教活動だなと思いました。普段そんな曲を聴かない人に曲を届け好きにさせる。こんなのオタク冥利に尽きるやないですか。そんな好きを分かち合えるサークルに今後もあり続けて欲しいなと勝手ながら思ったわけです。帰ってきてからもそう思えるよせがにであることを切に願います。

これで一応MCで言いたかったことは言えました。スッキリ。

まだ引退の実感がわかない。引退してもまだみんなと会える気がして。また帰ってきます。帰ってくる前にでも会えたら嬉しいな。ではこの辺で。