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「苦手」 - 扱いにくく、いやな相手 〜広辞苑 第7版より〜
誰にでも苦手な人はいるだろう。無論、自分も例外ではない。今回はそんな壮絶なライバルとの戦いを記録した30分である。
いつものごとく賑わう日曜の店内。様々なお客様を対応し、棚に商品を戻す作業を行っていた。そして接客をしている最中、彼は現れた。
見た目は60代なのだが鮮やかゴールドの髪、全身にヒョウの衣を纏い、黒光りするサングラス、頭には小学生が被っていそうなキャップ、今時大学生の定番new Balanceのスニーカー、両手には近くにはないはずのドン・キホーテの袋を携えている。
それを目にした店員の危険信号を察知して一瞬にしてスタッフ全員に緊張感が走る。
「や……やつだ!……」
しかし彼はレジ付近には目もくれず店内の奥底へと入っていった。そして我が店舗のディーキューエヌ達の巣窟、視聴機コーナーへと舵を下ろした。
今日は何事もなく帰っていただけるだろうか。スタッフ全員がそう思いながら働いた。
その刹那、私の視界に全身黄色づくめの男が入ってきたのを私の脳は見逃さなかった。
「こっちに来るな……こっちに来るな……」
祈るしかなかった。頼む。神様仏様。
「ちょっと、そこの彼女!」
彼は人を呼ぶとき、男の場合は「彼氏」、女の場合は「彼女」と呼ぶとても興味深い習性がある。しかしその呼び止めた女のスタッフは他のお客さんに対応中という免罪符を盾にして他のスタッフに押し付けようとした。笑止。あなたは黄色いドンキを舐めている。彼に一度目をつけられて逃れられた者はいない。
彼は待っているのである。ずっと。ドンキの袋をあたかも錨をおろすかのように…
ほら。あなたの後ろにも…
誰にでも苦手な人はいるだろう。無論、自分も例外ではない。今回はそんな壮絶なライバルとの戦いを記録した30分である。
いつものごとく賑わう日曜の店内。様々なお客様を対応し、棚に商品を戻す作業を行っていた。そして接客をしている最中、彼は現れた。
見た目は60代なのだが鮮やかゴールドの髪、全身にヒョウの衣を纏い、黒光りするサングラス、頭には小学生が被っていそうなキャップ、今時大学生の定番new Balanceのスニーカー、両手には近くにはないはずのドン・キホーテの袋を携えている。
それを目にした店員の危険信号を察知して一瞬にしてスタッフ全員に緊張感が走る。
「や……やつだ!……」
しかし彼はレジ付近には目もくれず店内の奥底へと入っていった。そして我が店舗のディーキューエヌ達の巣窟、視聴機コーナーへと舵を下ろした。
今日は何事もなく帰っていただけるだろうか。スタッフ全員がそう思いながら働いた。
その刹那、私の視界に全身黄色づくめの男が入ってきたのを私の脳は見逃さなかった。
「こっちに来るな……こっちに来るな……」
祈るしかなかった。頼む。神様仏様。
「ちょっと、そこの彼女!」
彼は人を呼ぶとき、男の場合は「彼氏」、女の場合は「彼女」と呼ぶとても興味深い習性がある。しかしその呼び止めた女のスタッフは他のお客さんに対応中という免罪符を盾にして他のスタッフに押し付けようとした。笑止。あなたは黄色いドンキを舐めている。彼に一度目をつけられて逃れられた者はいない。
彼は待っているのである。ずっと。ドンキの袋をあたかも錨をおろすかのように…
ほら。あなたの後ろにも…
パンダ
2017/03/24(金)
19:27
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