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おはようございます、藤嶋です。

試験近いのでコラム書いてしまいました。しかも長い。

この時期陥りがちな どうしてわたしは誰にも選ばれないし誰にも大切にされないんだろう……的な闇モードでも読める!むしろそんなときに読みたい!オススメ小説を挙げていきます。

秋の夜長の読書の参考にしてください。


『寝ても覚めても』柴崎友香

映画化してましたね。

謎の男に恋をした女。しかし、その謎の男はほどなくして姿を消す。そして3年後、女は謎の男の生き写しの男と出会う。そっくりだったから好きになったのか、好きになったからそっくりに見えるのか? めくるめく十年の恋を描いた物語

ーーーーあらすじコピペ

友達に「これは胸キュン恋愛話なんかじゃない!読め!」って言われて原作読みました。
ほんとに、ただのラブラブドキドキ小説ではなかったです!すごい!どんでん返しとかではないけどすごい。

‪序盤の『わたしと彼が、並んで鏡に映っていて、彼に会えたわたしがもう一人いてうれしかった。』って文ですでにあーーーよき本読んでるわって思った。‬

‪恋愛初期あるある、もうなんかうきうきしすぎて目に映るもの全部うれしい!みたいな感じがめっちゃよくないですか? めっちゃよい。‬


‪『消滅世界』村田沙耶香‬‬

人工授精が飛躍的に発達したもう一つの日本。人工授精で子供を産む、生殖と快楽が分離した世界では夫婦間のセックスはタブー視され、恋や快楽の対象は恋人やキャラになる。 そんな世界で、父と母の〈交尾〉で生まれた主人公。彼女は母親とは違う、セックスのない清潔で無菌な家族をつくったはずだった。だがあるとき、夫とともに、千葉にある実験都市・楽園(エデン)に移住する。そこでは男性も人工子宮によって妊娠ができる、〈家族〉によらない新たな繁殖システムが試みられていた

ーーーー
‪これは苦しい。。

‪主人公は母親から「人間は恋愛して交尾するもの」って古い価値観を教わってきたから、恋人とは絶対に交尾という儀式をしたがるんだけど、‬
‪彼氏にはそういう文化も知識もないので、なんのためにその儀式があるのか/儀式を通じて主人公が何を求めているのかわからなくてすれ違うってシーンがあるんですよ、‬

‪でも考えてみたら、この本でいう古い価値観のなかにいる私たちにも、そんなのよくわかんないじゃん? みんなわかってるみたいな顔して「やっぱりクレイジー沙耶香!」みたいな感想書いてるけど、何がわかってるんですかね。

私たちはいつも進化の瞬間で「途中」なんだ(意訳)ってセリフがよかった。今の常識に殺されそうになったら思い出したい。ごめんかっこつけたわ

‪村田沙耶香はどっかで読んだ短編の『満潮』と『清潔な結婚』もめっちゃ好き。


‪『Red』島本理生‬

3年間もセックスレスじゃなかったら……夫の両親と同居する塔子は、可愛い娘がいて姑とも仲がよく、恵まれているはずだった。だが、かつての恋人との偶然の再会が塔子を目覚めさせる。胸を突くような彼の問いに、仕舞い込んでいた不満や疑問がひとつ、またひとつと姿を現し、快楽の世界へも引き寄せられていく。上手くいかないのは、セックスだけだったのに……

‪ーーーー‬
‪これも苦しい。私語彙力なすぎ。‬

‪モラハラマザコン夫とか専業主婦の抑圧とかチャラい男の言葉や仕草とか女友達との会話とか、ストーリーはともかくキャラがめちゃめちゃリアルで、作者マジで病んでんな……と思いました。‬
‪小説家ってすごいなあ、久しぶりに思った。‬

‪夫メインのシーンは特に苦しくてほんとに泣きながら読みました。‬
‪登場人物誰も悪人じゃないのにひとりもうまいことやれてなくてみんな不幸なの、めっちゃ悲しい。

‪あ、今更だけど伏せ字にしたほうがよかった? あらすじコピペなので深く考えてなかったです(言い訳)‬ごめんね!


‪『男ともだち』千早茜‬

‪これも「ゆずきちゃんは絶対読め!」って読まされました。
あと千早茜は『正しい女たち』って短編集もよいのでぜひ読んでください。‬


関係のさめた恋人と同棲しながら、遊び人の医者と逢いびき。仕事は順調、でも何かが足りない……
そんな彼女の日常に七年ぶりに舞い戻ってきた大学時代の先輩ハセオ。互いに恋人がいても、なぜかいつも一緒にいた相手。
男ともだちは恋人じゃない。彼らには親密に付きあっている女たちがいるだろう。でもひょっとすると、男ともだちは女にとって、恋人よりずっと大切な相手なのではないか。

‪ーーーー‬
‪ハセオと主人公の周りにも色々あって当然そこが本筋なんですけど、個人的には、主人公との対比用?に出てくる女友達が好きです。

‪主人公とは対照的に大切な男友達をすでに失ってて、結婚してふわふわ不倫しながら専業主婦やってる子なんですけど、現実ではなかなか主人公のようには生きられないので、この子の人生のほうがリアルでキツい。‬

‪男友達失った理由はたしか書かれてないんですけど、「近づきすぎると失っちゃうもんね」ってセリフが、もうこれ最高にずーーーーん……ってしませんか。‬
‪マジで煽りとかじゃないんですけど、誰でもあるでしょそういうこと一度くらい?? 好きだ〜千早茜‬

‪男友達なんてさっさとやらかして失ったほうがまともな人生歩めるよ的な助言してくるキャラもいて、その人の「異性の友達は浮気よりたちが悪い」ってセリフも、よい……‬
‪この本勧めてきた友達とは一生仲良くしていけるような気がする。‬


‪『HER』ヤマシタトモコ‬

‪これは漫画!短編集!‬
‪ヤマシタトモコ、BL漫画だけの作家じゃないよ!女の子の漫画もすごくすごくよいです。‬

いろいろ抱えた女の人たちの話なんですが、誰もがみんな昔抱えてたり今抱えてたり将来抱えることになるものの話なので絶対つらくなると思います。

女なんてみんな嫌いって言ってる女の子の話がとてもよいよ……普通に女友達いる人でも共感するとこあるはず……

あと、この本にはほとんど出てこないけど、この人の書く中年男性は色気がやばいから好き!


本の話ならまだいくらでもできるけど、闇をテーマに選んだら思いのほか女々しくなってしまい嫌な気持ちなのでもうやめます。

藤嶋に似てるとか不名誉すぎること言われた経験がある人も、そうでない人も、落ち込みたい日にぜひ読んでみてください!

では
需要なくてもいいんだよという甘い言葉 2018/10/18(木) 17:45
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